自動運転技術は普及するのか?世界と日本の位置関係〜考えられる障壁と将来性

幼い頃にアニメやSF映画で見た世界。人が乗り物と対話し、目的地を伝えれば自動的に運転してくれる世界が、ようやく現実のものになろうとしています。自動運転技術はセンサーやネットワーク、ソフトウェアといったIT技術の進化とともに、少しづつ形になりつつあります。既に障害物を検知するオートブレーキ機能や、高速道路などで安定走行を実現するオートクルーズ機能など、IT技術が運転者を支援する機能は各自動車メーカーともに標準装備となっています。また、世界各国で自動運転技術の実証実験が行われているため、近い将来に一般的となると思われている方も少なくないのではないでしょうか。今回はこの自動運転について考察していきます。

世界と日本の現在位置

自動運転を語る上で避けることができない会社があります。それはアメリカのテスラ社です。テスラ社は既に完全自動運転に対応した自動車を開発した会社です。CEOであるイーロン・マスク氏はユニークな発想で様々な事業を手掛ける起業家としても非常に有名な人物です。また、Google、Apple、MicrosoftといったIT業界のリーダー達も、こぞって自動運転カーの開発を進めている状態です。

もちろん日本も指をくわえて眺めている訳ではありません。トヨタは年間2兆円とも言われている潤沢な投資資金の多くを自動運転などの研究開発へと割り当てていることからも、その本気度が伺えます。さらにはトヨタの現社長である豊田章男氏がことあるごとに発している「ライバルは自動車メーカーだけではなく、グーグル、アップル、フェイスブックといったIT企業を想定している」というコメントにも、トヨタ自身の強い危機感を感じとることができます。

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