私たちの個人情報は誰のもの?大手企業も参入を表明しつつある情報銀行とは?

あなたは既に多くの企業に個人情報を掌握されています。「そんな事はない」「自身の個人情報は公開しないから大丈夫だ」と思っている方も多いかと思います。残念ながら、それは誤りである場合が多いです。皆さんはスマートフォンあるいはPCをお持ちだと思います。それらのデバイスで使用しているメールやブラウザはあなたの個人情報が凝縮したものです。多くの個人情報は、既にそのサービスを提供している企業に知られているのです。では、企業はなぜ個人情報を収集するのでしょうか。答えは簡単で、言い方は悪いですが個人情報はお金になるのです。現在、個人情報を扱う枠組みとして、日本政府と民間企業が一丸となって「情報銀行」というものを設立しようとしています。今回は、この情報銀行について考察します。

情報銀行とは何か

まず、情報銀行とは何かを説明します。情報銀行のミッションは、大きく分けると「個人情報の適切な保管」「個人情報を必要とする事業者へのデータ提供」「個人情報への報酬支払」の3つです。情報銀行の特徴は、どこまでの個人情報を預けるか、どの事業者へ個人情報の提供を許容するか(または禁止するか)を、私たち個人情報を持つ側の人間が決定できるというところにあります。

また、事業者として認定されるのは、簡単に言うと世間的にも信頼性が高い大企業などに限定される可能性が高いようです。要するに、個人自らが自身の個人情報の公開範囲をコントロールができ、安心して個人情報の保管を委託できる大きな仕組みを構築しようとしているのです。情報銀行は既存の銀行と同様に複数の機関が設立される予定です。たとえば三菱UFJ信託銀行は情報銀行としてサービスを開始する予定です。

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