ビッグデータがもたらす功罪|先行する利用価値の裏に孕むリスクとは

「塵も積もれば山となる」という有名なことわざがあります。これは江戸時代から言い伝えられてきたものであり、塵のような小さいものであっても、少しづつ積み重ねることでやがて大きいものとなるという意味をもっています。最先端技術の1つであるビッグデータは、まさにこの慣用句に相応しい技術です。1つ1つはとても小さなデータであり、そのデータ単体では何の意味も持たないものが、たくさん数を集めることでやがて大きな価値を生み出します。ビッグデータは、取集、分析、結果という3つの要素からなりますが、いまや国内外を問わず多くの企業が様々なデータを収集し、分析ビッグデータの活用を始めています。

ビッグデータがもたらすもの

日常の生活においてビッグデータをあまり意識することはないと思いますが、既に私たちの生活に深く関わっています。スマートフォンは、本人の現在地点や移動ルートはもちろん、動画や音楽、SNSなどに投稿する写真など、非常に個人的なデータが収集されていることをご存知でしょうか。このように収集されたデータは、様々なサービスに活用されています。

例えばGoogleが提供しているGoogleマップのカーナビ機能です。この機能は、渋滞している道路などを的確かつリアルタイムに表示する機能を有しています。また海外にも多くの店舗を持つファーストリテイリング(ユニクロ)では、世界中の購買情報から今売れているアイテムを分析し、新製品の商品開発にかかる時間の圧倒的な短縮に成功しています。このような企業の他にも、これまでは誰も気づかなかった2つの「モノ」の関係性を見出したり、データの集合体を集めることで別の意味がを生み出し、新たな価値を創出しているのです。

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