なぜリスクを犯して海賊版サイトを運営するのか〜違法にも関わらず流行してしまう背景とは

海賊版とは、著作権を持たないものが著作権を違反して複製したコンテンツを指します。対象となるコンテンツはソフトウェア、音楽、映画、漫画などありとあらゆるものに渡ります。以前からコンテンツの作成者たちを悩ませてきた海賊版ですが、最近では漫画の海賊版サイトが問題となり、度々ニュースを賑わせています。なぜ海賊版サイトがここまで急成長し、注目されるようになったのでしょうか。海賊版サイトは最終的に私たちに何をもたらすのでしょうか。今回は海賊版サイトについて考察します。

海賊版サイトが流行した背景

コンテンツ作成者は海賊版といたちごっこを繰り広げてきました。十数年前まではソフトウェアなどに対策が施されていないものが多かったのですが、年々様々な対策が取られるようになり、複製を許さない仕組みを実現してきました。ライセンス認証やアクティベートの機構などは、ソフトウェアを使用する権利を持つ人のみが正しく使えるようにするものです。また、映画や音楽などのファイルについてはコピーガードと言われる仕組みなどが実装され、容易なコピーを許容しないようになっています。

そのような中で漫画や書籍などといった媒体は、先に上げたような対策が難しく、複製の対応が遅れていました。このような状況に加えて、スマートフォンの爆発的な普及と通信回線の高速・大容量化が進み、書籍程度のファイルサイズであれば、簡単にスマートフォンなどでも閲覧できるようになったのです。

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