2018/02/12更新

多くの文系学生が就職先として選ぶWEB制作会社の仕事内容とは

WEB制作会社に入社すると具体的にどのような仕事をするのでしょうか。本記事ではオーソドックスにWEB制作会社の仕事内容について説明します。

WEB制作会社の仕事はサイト制作だけに留まらない

まず、WEB制作会社と言っても、Webサイト(ホームページ)を制作しているだけではありません。インターネットの黎明期ならともかく、今はほとんどの企業が自社サイトを保有しています。簡単なサイトやブログなら、専門業者に頼らずとも自社で構築できるので、単純にサイトを制作するという仕事はほとんどありません。

多くのWEB制作会社はサイト制作だけではなく、WEBを利用したマーケティングの代行をしています。例えば、SEOというGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示される為の対策の代行や、ネット広告の運営代行も行いますし、Webサイトの作成やリニューアルの場合でも、どのような切り口でどのようなサイトを作るのか提案しなければ、仕事は獲得できません。このような意味で、WEB制作会社はWEB集客全般に関わる提案と代行が仕事であるという事ができます。

WEB制作会社の営業はマーケティング視点が求められる

このようなWEB制作会社の仕事の性質上、営業はマーケティング的な視点が無ければ仕事を獲得できません。すなわち、クライアントがWEB集客をどのように行うべきか提案しなければならないのです。ちなみに仕事の受注方法は様々で、懇意にしている税理士や経営コンサルタントなどから案件を紹介しても貰うのがメインの会社もあれば、自社でテレアポやWEBマーケティング、セミナー営業などによって直接営業している会社もあります。

制作サイドの職種は企業によって様々に分類されている

営業が仕事を受注するのはどこの会社でも一緒ですが、仕事を消化する制作サイドは、WEB制作会社によって異なります。よくある職種としては、営業が取ってきた仕事の要件を定義し、プロジェクト全体の管理を行うディレクター、サイト全体や各ページ、バナーなどのデザインをするデザイナー、デザインを元にWebサイトのコードを書くコーダーが挙げられるでしょう。

大きい会社、大きい案件になると、ディレクターの仕事のマーケティング的な部分を担当するプランナーや、WEBデザイナーの統括としてアートディレクターが設置されたり、ちょっとしたシステムが関わる場合は、コーダーの他にプログラマーが増えたりと多少の違いがあります。しかし、大きくはディレクター、デザイナー、コーダー3種類の職種があると考えれば大丈夫です。ちなみに、小さい会社の場合は、営業がディレクターを兼務してたり、デザイナーがコーダーの仕事をしたり、4つの仕事を全て同じ人が兼務している場合もあります。

先ほど説明した、SEOやネット広告を担当する部署の呼び方は会社によって異なります。大きい会社だとSEO事業部のように独立している会社もありますが、小さい会社だと、制作サイドがSEOや広告運用を兼務している場合も少なくありません。当然ながら、経理や総務などの会社のバックオフィスを担当する部署も存在します。

営業サイドも制作サイドも経験した方が良い

会社によってキャリアパスの方針は異なりますが、だいたいの場合、文系で制作サイドのスキルが無い場合は営業サイドに、コーディングなどのスキルがある場合は制作サイドにて働く事になります。その後は会社の方針と自分の希望によって、制作サイドから営業サイドに移ったり、その逆のケースも存在しますが、基本的には制作サイドも営業サイドも経験した方が良いでしょう。営業サイドだけで仕事をしていては、制作に必要なコストや技術的に顧客の要求に応えられるかの判断ができませんし、制作サイドで仕事をしていては顧客のニーズが把握できないので、バランス感覚を持つためにも、両方の仕事を経験する必要があります。

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