2019/10/03更新

SIerに向いている人の特徴は?文系でもSIerでやっていける?

こちらの記事を読まれている皆さんは「SIerに興味があるけど、自身に向いているかわからない」という方が多いのではないでしょうか。SIerという仕事は、日常の生活においてなかなか触れる機会がないので、イメージがつきにくいのは仕方がないことだと思います。ここでは、私の経験としてSIerという仕事に向いている方の特徴などをご紹介しようと思います。

SIerとしての適性とは?

1.ものごとの仕組み・流れを理解するのが得意な人・好きな人

よく「論理的思考」などという言葉を聞くかと思います。プログラムという作業然り、何らかのシステムを開発するという作業自体然りですが、どちらも「なぜこのような動き(流れ)になっているのか」という事に気づき、理解しようとする人は適性が高いといえます。一方でそういった動きを考えるのが苦手な人や全く気にならない人というのは、適性としては少し低いでしょうし、場合によっては仕事内容を辛いと感じてしまう可能性もあります。

2.コミュニケーション能力が高い人

ここでいうコミュニケーション能力とは、「明るい」「誰とでもはなせる」という事ではなく、「相手が言いたいことを理解する力」「相手に自身の考えを伝える力」「聞きたいことをわかりやすく質問する力」などを指します。お客様はシステムの素人であるため、本当に必要な機能を理解していないことがおおいにあります。そういったお客様に対して円滑に仕事を進めるためには、上記のような力が必要となってきます。

3.チームプレイが好きな方

基本的には1つのプロジェクトを進めるにあたり、チームが組まれます。そのチーム1人1人にタスクが割り当てられ仕事を進めていくのですが、自分の仕事だけ終わればよいという方よりは、チームメンバーと得意分野を補完しあいながら、仕事を進めることができる方はSIerで働く上で適性が高いと思います。

文系と理数系はどっちが向いている?

就職説明会などでもよく耳にする質問ですね。この日本においてSIerとして仕事をする上で「文系であるか理系であるか」という点は全く気にしなくてよいと思います。なぜなら多くのSIerが採用において「文系であるか」「理系であるか」を意識していないからです。

勿論、企業によっては理系を積極採用しているところや、内定者の文系と理数系の割合をある程度調整しているところもあります。但し、新卒採用であれば、文系であるか理数系であるかという点よりも、人物としての魅力を重視される事が多いため、この点で悩む必要はないでしょう。

この記事を読んで「適性がない」と思われた方へ

この記事ではSIerで働く上での適性などについてご説明しました。この記事を読んで「自分はSIerに向いていない」と思われた方に申し上げたいのは、「適性」というのはあくまでも「現時点での適性」です。「論理的思考」も「コミュニケーション能力」もトレーニングにより身に付けることができます。

最も大切なことは「SIerという仕事に対する情熱」であり、それを持っていれば必ずエンジニアとして成長していけるはずです。自分では苦手だと思っていたことが、実際にやってみると上手くできた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ジョハリの窓」をご存知でしょうか。心理学的にも、人間には4つの面が存在するといわれています。

  • 自分だけが知っている自分
  • 他人だけが知っている自分
  • 自分も他人も知っている自分
  • 自分も他人も知らない自分

上記のように「自分が知らない自分」もいるため、ご自身の力を自らで限定せずに勇気をもって前へ踏み出すことをお勧めします。

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