2019/07/24更新

【サービスエンジニアの仕事内容】技術職なのに外回り?

サービスエンジニアは、ITエンジニアの中でも少し変わった特徴を持っています。それは、実際に機器に触れる作業が中心でありながら、主な仕事場がオフィスの中ではなく客先であることです。外回りが中心のエンジニアともいえるでしょう。技術職なのに外回りとはどのような仕事なのでしょうか。ここでは、サービスエンジニアの仕事内容を解説していきます。

サービスエンジニアは3つに分類できる

サービスエンジニアの業務は、以下の3種類に分けられます。サービスエンジニアを募集する企業は、このうちの全部、または一部を行っています。それぞれについてどんな仕事なのか、見ていきましょう。

1. 機器の定期点検

機器の製造メーカーなどは、保守契約を締結すると機器の定期点検を行うサービスを提供している場合があります。このような職務を行う場合もあるでしょう。定期点検では決められた日時に顧客先を訪問し、異常がないか点検項目に沿ってチェックします。その際、機器に異常が見つかり、部品交換が必要というケースもあるかもしれません。しかし、トラブル発生時と異なり、後日対応で良いケースも多いため、サービスエンジニアの中では、計画を立てやすい仕事といえるでしょう。

2. 機器の新規設置や交換、及びセットアップ

機器の新規設置や交換、セットアップは、機器の製造メーカーだけではなく、ITサービス企業全般で行われる業務です。あなたが使っているパソコンも、使い始める際にセットアップを行ったと思います。使えるまでに時間がかかったことでしょう。仕事では多くのIT機器が使われますから、ときには数十台から数百台を納入する場合もあります。さらにサービスを提供する要となるサーバーのセットアップには、1台当たり多くの時間が必要となります。

このような機器の設置作業とセットアップは、限られた時間で正確に行う必要があります。また各地へ出張して行う場合もあり、その場合は現地で作業する十分な時間は無いことが多いです。終電の時間とにらめっこしながらの作業という場合もあるでしょう。一見すると楽そうに見えますが、常に時間との戦いになりがちなのがこの仕事の特徴です。

3. トラブル対応

サービスエンジニアで最も辛く緊張を強いられるのが、トラブル対応の業務です。ハードな仕事なのは、以下のような理由があるためです。

・速やかに現地へ出向き、状況を正確に把握する必要がある
・最速の時間で復旧することが求められる
・顧客のプレッシャーの中で作業をする
・復旧するまで現地を離脱できない
・復旧後、顧客に納得いくまでわかりやすく説明する必要がある

これだけ見ても、大変な仕事ということがわかるでしょう。実際のトラブル対応は千差万別ですから、定型的なものはありません。しかし上記にあげた事項は、どのトラブル対応にもあてはまります。しかし、あなたが汗を流して行った努力は、無駄にはなりません。たとえ営業マンや上司が顧客からお叱りを受けたとしても、技術者本人には感謝の言葉を掛けられることも決して珍しくはありません。

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新卒でサービスエンジニアになることはあるか?

IT企業の中には、サービスエンジニア専業の会社もあります。このような会社に就職した場合は、自動的にサービスエンジニアとして働くことになります。その他のIT企業や機器製造メーカーでも、サービスエンジニア部門に配属される可能性はあります。いずれにしても、最初は先輩に同行して仕事を覚えるようになりますから、いきなり一人前の仕事を任されることはありません。但し、先輩のやっている仕事をなるべく早く自分でもできるように努力する姿勢は大切です。

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まとめ

ここまで、サービスエンジニアの仕事内容について説明してきました。厳しい仕事と思った方もいるかもしれません。しかし、一つ一つの仕事をこなしたり、トラブル対応をしていくことにより、あなたの実力は確実にアップしていきます。そのため、経験を積みやすい環境ともいえるでしょう。もちろん顧客への説明は必要ですから、状況を聞き取る能力と、正確に説明できる能力も必要です。この記事が企業選びの参考になることを願っています。じっくり考え、あなたに適した職場に内定できるよう努力してください。

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