2019/11/19更新

シンギュラリティって何?AIが人間の知能を超えるときがいずれ来る?

皆さんは「アイロボット」という映画を見たことがありますか?ウィル・スミスが主役を演じた映画で、2004年に公開されました。この映画は、AIが搭載されたロボットが次第に暴走していく世界を描いています。また、2016年に放送開始された「ウエストワールド」という海外ドラマも、AIの反乱をテーマとしています。

その他にもAIの反乱や暴走をテーマとした作品は、数多く存在しています。AIは私たちの身近にありながら、その実態を詳しく知らないというある種の不気味さを感じる人が多いため、シナリオとして成立しやすいのかもしれません。また、私たちの心のどこかで「AIが人間を超えるなんてありえない」という考えがあるからこそ、それらをフィクションとして楽しめているのだと思います。ですが、実際にAIが人間の知能を超え、反旗を翻してきたらどうなるのでしょうか?今回はAIが人間の知能を超える「シンギュラリティ」について考察を行います。

シンギュラリティとは何か

シンギュラリティとは、日本語で「技術的特異点」という言葉に訳されます。この「シンギュラリティ」という言葉ですが、それ自体は新しいものではありません。この言葉はもともと数学や物理の世界で使用されてきた言葉であり、一般的な手順で求めることができない解といった意味を持ちます。例えば、1つの曲線をイメージしてください。その曲線の中で自身の線と交わるような点や、曲線の方向が急に変わるような点をシンギュラリティと言います。簡単にいえば「他とは異なる特徴をもった点」といえそうです。

「シンギュラリティ」という言葉が広まった原因となったのが、アメリカの発明家でありAIの世界的権威でもあるレイ・カーツワイル氏が2005年に発表した「singularity is near」という著書です。その一節とは「2045年にAIの知性は、地球上の全人類の知性を超える」という内容です。この一節だけであれば、あまり注目されることはなかったかもしれません。ですが、同氏はこの著書の中で2005年以降のテクノロジー業界を予測しており、多くの部分で的中させているのです。

例えば、VRやお掃除ロボットなどは2005年には無かったものですが、現在ではごく当たり前に普及しています。また、自動運転システムなどの発達についても的中させているのです。このような点を考えると、おそらくシンギュラリティも現実のものとなるのではないでしょうか。

さて、シンギュラリティ自体は20~30年程先の話ですが、既にAIは人間の知性を凌ぎつつあります。いわば「部分的なシンギュラリティ」は既にはじまっているのです。

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