2019/08/06更新

基本情報技術者とは?大学生でも取得可能?

今回は「基本情報技術者試験」という資格をご紹介します。基本情報技術者試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPAとします)が、経済産業省から委託され実施している「情報処理技術者試験」という国家試験の1種です。システムエンジニアやプログラマなど情報処理技術者として働く方にとっては、最もなじみがある資格といっても過言ではありません。新人研修の対象となることも多いですし、資格手当がでる会社では必ずといっていいほど対象となっている資格です。

大学生でも取得可能?

IPAが公開している資料によると、平成29年度 春期・秋期試験の大学生合格率は、以下とのことです。

大学(理工系の情報系)  :28.1%
大学(文系の情報系)   :18.8%
大学(情報系以外の理工系):33.1%
大学(情報系以外の文系) :24.7%

※引用:情報処理技術者試験 統計資料 平成29年度 秋期試験 – IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

私自身もこの資格を保有していますが、試験内容自体も実技の知識は不要であり、勉強をしっかりしておけば大学生でも十分に取得が可能な資格だと思います。

就職活動でアピールポイントになるか

こればかりは会社の方針にもよるので、残念ながらここで断言はできません。ただし、私自身が面接官を行う場合、間違いなくプラスのポイントとします。なぜかといいますと、合格には相応の努力が必要な点と、エンジニアとしての将来を真剣に考えているのだなと捉えるからです。
もし、あなたが基本情報技術者試験に合格した場合、ただ「基本情報技術者試験を持っています。」というよりも「なぜ資格を取ろうと思ったか」と「どういうステップで学習を進めたか」といったポイントを中心に伝えるとよいかと思います。私は、エンジニアとしての将来像をどれだけ描けているか、その将来像に向けて努力を惜しまない人材かという点が伝わってくれば、「この人と一緒に働いてみたいな」と強く感じます。

基本情報技術者試験は現場でも使える資格?

こちらについては賛否両論あります。基本情報技術者試験は全く現場で役に立たないという方も時代を問わず一定数いらっしゃいます。ただ、私自身はこの資格を取得してよかったと思いますし、実際に現場でも役に立っていると感じています。情報技術者というのはご存知の通り、公的な資格を必要としない職業です。いってしまえばだれでも名乗れる仕事なのです。
基本情報技術者試験は前述の通り、国が「情報技術について一定の知識を有する」ということを証明してくれる資格です。さらに、上位の情報処理技術者試験の基礎となる知識を付けることができるのがポイントです。この資格をもっていると自分自身に対しても自信がつきますし、対外的にも一定の安心感を与えることができる資格であると私は考えています。

まとめ

今回は基本情報技術者試験についてご紹介しました。受験料は5,700円(税込)(2018年1月現在)と比較的リーズナブルなので、もしご興味がある方は受験を検討してみてはいかがでしょうか。

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