2019/08/06更新

WEBマーケティングのことがよくわかる本3選

実はマーケティングの仕事は勉強する事が多く、WEBマーケティングの分野は技術革新が多いので常に新しい知識を吸収する必要があります。では、今後IT企業でWEBマーケターとして働こうとしている人は入社前にどのような本を読んでおくと良いのでしょうか。WEBマーケターになりたい人が読むべき本を3冊に絞って解説します。

1.「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? / 森岡 毅」

まずは、マーケターという仕事について理解するために読んでおきたいのが、「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」という本です。WEBマーケティングはマーケティングの一種なので、そもそもマーケターの仕事について知らなければ良いWEBマーケティングはできません。本書はWEBマーケティングに特化した本ではありませんが、マーケティングの仕事は何なのかを勉強する際にはオススメの1冊です。

2017年の今でこそ絶叫調のUSJですが、大阪府の第三セクターとして設立されて以来、業績がだんだんと低迷して2010年には倒産の危機だと言われていました。そこから3年間でUSJは奇跡のV字回復を遂げるのですが、その陰には一人のマーケターの活躍がありました。本書はそのマーケターがどの様にマーケティング施策を考えてUSJをV字回復に導いたのかを本人が回想する本ですが、マーケティングの仕事の重要性がわかりやすく実例とともに解説されていて、マーケターとして仕事をした事が無い人も面白く読めるので、WEBマーケティングを勉強したい人は読んでおいた方が良いでしょう。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

2.「データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標 / マーク・ジェフリー」

続いて、WEBマーケティングの仕事の概要について知りたいという人におすすめなのが、「データ・ドリブン・マーケティング」です。正確に言えばデータをITの力を活用したマーケティングを概説する本なのですが、WEBマーケティングと重なっている領域も多く、網羅的にWEBマーケティングのエッセンスが紹介されているので、WEBやITを使ったマーケティングの具体的な仕事のイメージを掴むためには最良の入門書だと言えます。

具体的なマーケティングテクニックではなく、経営との関係性からどのような事がマーケターに求められているかが体系的に紹介されているのがポイントです。実際に、WEBマーケティングの仕事をすると、ついついテクニック論に走ってしまいがちですが、本当は、経営的な視点から最適なマーケティングを考えなければなりません。本書はそのような視点を養うために良い本だと言えます。ただし、ITを使ったマーケティングの技術革新が速いために、書かれている事例のいくつかは古くなってしまっている事には注意する必要があります。

データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標

3.「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り (「いちばんやさしい教本」シリーズ) / 宗像 淳, 亀山 將」

マーケティングの仕事の多くは広告費が必要となるので、学生のうちは実践的なマーケティングの経験を積むことは困難ですが、コンテンツマーケティングは広告費が必要ないので学生の時から挑戦可能です。コンテンツマーケティングとは、WEBサイトやブログに記事を投稿してアクセス数を集めるマーケティング手法で、どうすればユーザーが集まる記事を書けるのかマーケター的な思考を獲得する為の基礎的な練習であると言えます。是非、在学中にマーケティングを自分でやってみたいという人は、インターネット環境とパソコンがあれば誰でも、実践できるマーケティング手法なので挑戦してみてください。

今回この本を紹介したのは、コンテンツマーケティングの基本的な要素が網羅的に解説されている事と、Kindle版は安価でコンテンツマーケティングの教科書の中で一番コストパフォーマンスの良い教科書だからです。この本は読めば良いというわけではなく、読んで実践する事が大事なので、本を読むだけではなく、実際にWEBサイトやブログを立ち上げてコンテンツマーケティングに挑戦してみましょう。

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

細かいテクニック本はまだ読まなくて良い

これ以外にも自分の興味にあった本を読めば良いのですが、一つ注意点があります。それはテクニック本はあまり読まなくて良いという事です。WEBマーケティングのテクニックは働きはじめたら自然と身につきますが、働き始めると基本書を読む時間はあまりありません。学生のうちは細かいテクニック本は読まずに、マーケティング全体を体系的に説明している本を時間をかけて読んだ方が良いでしょう。

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