2019/10/28更新

文系学生でもプログラミングを覚えておくとよい理由とは?学校教育での必修化〜IT人材不足の行先について

こちらの記事をお読みいただいている皆さんは、少なからずIT企業やITエンジニアに興味がある方が多い事と思います。そのようにITエンジニアとして働く人はもちろんですが、最近ではITエンジニアではない人もプログラミングを学習したいという人が増えつつあります。なぜ今、プログラミング学習が盛り上がっているのでしょうか。また、プログラミングを学習するとどのようなメリットがあるのでしょうか。今回はプログラミングの学習について考察を行います。

国民すべてが高いIT力を持つ時代へ

2020年、教育改革が行われることをご存知でしょうか。この教育改革により、小学校、中学校、高校、そして大学の学習が大きく変わろうとしています。その中でも最もITエンジニアにとって興味深いポイントは、小学校での「プログラミング教育」の必修化ではないでしょうか。なぜ、いま小学校でプログラミング教育がスタートするのでしょうか。この背景には2つの理由があります。

1つはITエンジニアの不足です。経済産業省は、2030年に最大約78.9万人のIT人材が不足するという旨の発表を行っています。今後、どのような産業であっても、ITの活用が求められています。ITの活用ができない業界や企業は、競争力を失い、やがて淘汰されていくと見られています。つまり、日本でITエンジニアが不足するということは、日本のあらゆる産業がITを活用できなくなってしまうということを表しています。これを打破するために小学校からプログラミング教育を行い、未来のITエンジニアを育成しているのです。

もう1つは教育方針の変更です。先述したように2020年の教育改革により、教育に求められることが大きく変わろうとしています。これまでの教育は、知識や技能などを理解しているかというポイントが大きなウェイトを占めていました。その成果として、日本は世界の中でも基礎的な知識がある優秀な人材が多いと言われています。ですが、いま世界の産業の在り方自体が大きく変化しています。

十数年前には存在しなかった、あるいは小さかった企業が、今では世界をリードするような企業に成長しています。その最たる例がGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)などでしょうか。一時期はアメリカを凌ぐ成長を見せていた日本から、GAFAのような企業が生まれなかった原因の1つとして、日本の教育が知識や技術を重んじた結果、自らで考え、表現し、解決する力が不十分であるからという指摘もあります。

産業が大きく変わろうとしている現在、未知の問題に対峙した際に、自身が有する知識で解決へ導くことができる人材を育成するために、プログラミング学習が取り入れられたのです。

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