2019/12/11更新

IT業界就職前に考えて欲しい、業界が抱える3つの課題とその対策

現在、世の中はIT企業が動かしているといっても過言ではありません。世界を見渡せばアメリカのGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)や中国のBATH(Baidu、Alibaba、Tencent、Huawei)と言われる企業が莫大な利益を稼ぎ出しています。世界のITリーダーからは後れを取っている日本のIT業界ではありますが、私は日本のIT業界も今後さらに成長を続けていくと予想しています。

なぜなら、今後どの業界にとってもITが重要な武器になるのは、我が国日本であっても同様だからです。ただ、どんなに調子が良い業界であったとしても、何らかの課題があるものです。日本のIT業界も順調に拡大しているものの、かねてから抱えている幾つかの課題を未だ解消できずにいるIT企業も少なくないのです。そこで今回はIT企業が抱える課題についてご紹介いたします。

多重下請け構造

「多重下請け構造」は、日本のIT業界における最大の課題といっても良いかもしれません。それほどまでに根深く、そしてIT業界を不健全としている原因ではないでしょうか。多重下請け構造とは、IT業界(特にSIer業界)に蔓延る悪しき習慣です。
 
たとえばIT企業であるA社がお客様から1つの案件を受注したとしましょう。その受注額は1億円です。ただ、A社は開発を行いません。どうするかというと普段から付き合いがある少し規模が小さいB社へ外注します。その外注額は7,000万円です。さて、B社はどうするでしょう?もう予想が付いている方も多いでしょう。B社も自身と取り引きがある少し小さい会社に5,000万円で外注をするのです。その後もこのサイクルは続き、最終的には開発作業を行っているのは、A社とは全く関係がない零細企業C社やD社ということです。これが多重下請け構造と呼ばれる仕組みです。

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