2019/10/31更新

IT業界って将来有望なの?そう言われる理由について現役ITエンジニアが解説

この記事をお読みいただいている方の多くは、IT業界に興味がある方、またはITエンジニアになりたいという方でしょう。ですが、日本経済は長期に渡って停滞しており、なかなか将来が見通せない時代となっています。これまで日本を牽引してきた産業も、今や斜陽産業の1つとして数えられるまで衰退してしまった業界も幾つもあります。

そのような中で「IT業界は大丈夫なのだろうか?」といった不安を持つのは自然なことでしょう。私はこれまで十数年、IT業界の「中の人」として働いてきましたが、その経験と今後の予想を鑑みてもIT業界の将来は有望であると確信しています。そこで今回はIT業界の将来性について考察します。

IT人材の大幅な不足

IT業界が将来有望である理由の1つに需要と供給のバランスがあります。モノの価値は需要と供給で決定します。例えば1つの製品があったとします。その製品を誰もが欲しいと考えていても、製品自体が市場に出回る数が少なければ、価格は上昇していきます。一方、市場に過剰に供給された場合、その製品の価値は低下していきます。

これは仕事についても同様です。例えば、歯科医院は今やコンビニの数よりも多いとまで言われています。その結果、歯科医の年収は一般的なサラリーマンと同等、もしくサラリーマンよりも低いという現象も発生しています。

では、IT業界はどうなっていくのでしょうか。実はIT業界は、近年稀に見る人材不足の状況となっています。経済産業省が発表した「IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書」によれば、IT人材の供給は年々増加していくと見られています。その供給数は2020年には106万人、2025年には111万人、2030年には113万人ということです。その一方でIT人材の不足数は、低位シナリオで約16万人、中位シナリオで約45万人、高位シナリオで約79万人ものIT人材が不足していくと予測しています。

既に日本は総人口も減少傾向に入っており、労働人口自体も急速に減少しています。そのような中でIT人材が増加していくということは、IT業界自体がさらに大きくなっていくということを証明しています。また、人材が不足していくということは、IT人材自体の価値も向上していくということです。IT業界は他の業界と比較しても比較的年収が高いと言われていますが、今後さらに年収が上がっていくのではないでしょうか。

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