2018/11/06更新

【IT業界研究|ゲーム業界編】日本の市場規模〜ソーシャルゲームの隆盛に伴う課題とは

今回は、IT業界の中でも「ゲーム領域」について現役エンジニアが解説します。「市場規模」「職種」「特徴」「適性」「課題」等、さまざまな視点から考察しますので、ぜひ企業研究に役立ててみてください。

ゲーム業界とは

皆さんゲームは好きですか?通学やバイトのちょっとした時間にスマートフォンでゲームをしている人も多いのではないでしょうか。近年はスマートフォンの圧倒的な普及により、誰もがスマートフォンで気軽にゲームを楽しめる時代となりました。そんなゲーム業界ですが、日本はかねてより家庭用ゲームの世界において圧倒的な存在感を示してきました。1983年に任天堂はファミリーコンピュータを販売し、世界に強烈なインパクトを残しました。その後、任天堂はスーパーファミコンやDS、Wii、Switchなどといったハードを販売し続けており、何れも世界的に大ヒットしています。

またSony Interactive Entertainment社はPlayStationというハードを販売しています。こちらも世界的に大ヒットとなっており、一番新しいハードとなるPlayStation4は、販売台数が8000万台を超えるほど。まさに世界において、このゲーム市場は日本が主役といっても過言ではない業界です。

さて、このゲーム業界ですが大きく3つに分けることができます。1つ目は「コンシューマ向け」、2つ目は「スマートフォン向け」、3つ目は「PC向け」です。昨今は開発費の高騰やゲームの売れ行きが悪いことから、PC向けをベースに開発しコンシューマ向けに展開する「マルチプラットフォーム」という戦略がとられる事が多いのも特徴です。

ゲーム業界の市場規模

ゲーム総合メディアである「ファミ通」が発表した「ファミ通ゲーム白書2017」によると、国内のゲーム業界の市場規模は約1兆3801億円となっています。
こちらは2016年の実績となっていますが、2017年は任天堂が満を持して新しいハードウェアであるSwitchを発売し、爆発的な売り上げとなっています。そのため、最新の市場規模ではさらに増加していることが予想されます。また市場規模の特徴としては、近年スマートフォン向けゲームの売上が急進しています。

※参考:拡大続くアジア市場、2016年の世界ゲームコンテンツ市場規模は8兆9977億円に 『ファミ通ゲーム白書2017』が6月8日に発刊 – ファミ通.com

ゲーム業界の職種

ゲーム業界にも様々な職種があります。以下にその一部をご紹介します。

企画(プロデューサー・ディレクター・プランナーなど)

システム開発でいうならば、設計書をつくる人です。特にコンシューマ向けのゲームでは、ストーリー性が重視されるため、企画はこういったストーリーやゲームの世界観などを描き上げるのが仕事です。また、予算の管理やスケジュールの調整など管理的な仕事もあります。人気プロデューサーになると、その人が新作をプロデュースするというだけで話題になったりということもよくあります。

サウンドクリエイター

他の業界ではあまり聞かない職種ですね。ゲームに音楽は無くてはならない存在です。良い音楽はゲームの世界観をより深いものとし、その音楽を聞いただけでワクワクしてきます。サウンドクリエイターはこのようなゲームで使われる音楽をつくるのが仕事です。

グラフィックデザイナー・CGデザイナー

こちらもゲーム業界特有の職種です。ゲームはイラストやCGの出来栄えも音楽と並んで重要な要素の1つとなっています。臨場感溢れる画像にしたりイラストを作成したり、ゲームに登場するキャラクターを作成したりするのがこの職種の仕事です。

ゲームプログラマー

シナリオや仕様書などに沿ってゲームをプログラミングしていくのがゲームプログラマーの仕事です。サウンドやCGを組み合わせたり、内部的な部分をプログラムしていきます。

ゲーム業界の特徴

もちろん会社毎に雰囲気などは異なりますが、勤怠は比較的ゆるく、全体的に自由な社風を持つ企業が多い傾向にあるでしょう。ゲームの開発にはそういった自由な感性が必要なのかもしれませんね。特にスマートフォン向けのゲームを開発している企業は、平均年齢も若く勢いがある企業が多いです。また最先端技術も積極的に採用しており、VRやARなどもいち早く製品化しています。

こういった最先端の技術をどんどん取り入れていく挑戦的な社風は、実に素晴らしいと思います。また、人気ゲームは大量のデータやアクセスを捌く必要があるのですが、こういった経験は通常の案件ではなかなかできるものではありません。他のIT業界と比較してもエンジニアとしてのスキルを十分に磨く事ができる環境が整っているといえます。

ゲーム業界の適性

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