2019/09/19更新

受託開発と自社開発を比較!それぞれの業務傾向〜入社する上での適性は?

IT業界といっても様々な企業があり、分野によって向き不向きは少なからず存在します。今回は受託開発と自社開発にフォーカスし、両者を比較した上でどのような人がそれらに向いているのかをお話しします。なお、今回ご紹介する内容については、案件によっても多少の違いがあります。そのため、あくまで受託開発と自社開発に関する傾向としてご理解頂ければ幸いです。

受託開発とは

受託開発とは、お客様にお金をいただき、お客様が欲しいシステムを開発するような仕事を指します。受注する仕事によって規模は様々ですが、基本的には業務完遂のためにプロジェクトチームが組まれます。また、お客様のシステムを開発している関係上、あらゆるフェーズにおいてお客様との折衝、合意などが必要になります。

自社開発とは

自社開発とは、自社でサービスを提供している企業のエンジニア部門が行っている仕事を指します。こちらは受託開発とは異なり、お客様は不在です。厳密にはサービスの利用者であるエンドユーザーがお客様ですが、自社のシステムであるため、比較的自由に進めることができます。

受託開発と自社開発を比較!それぞれに向いている人とは?

さて、受託開発と自社開発に向いている人とはどういった人でしょうか。

技術面

まず、技術面での比較ですが、受託開発はお客様のシステムを開発するという性質上、失敗は決して許されません。そのため、最先端の技術よりも比較的実績がある技術(枯れた技術とも言います)を採用することが多いです。一方、自社開発は受託開発のようにお客様に対する責任が存在せずに、自社が提供するサービスさえ問題なく稼働すればよいことから、新しい技術を積極的に取り入れる風土があります。

案件の性質

次に、実際の開発案件について比較してみます。受託開発は案件が終了したら、別の案件に参画します。これにより、多様な業界のシステムについて携わる事が可能です。一方、自社開発の場合は基本的には自社内の同一サービスを開発していくので、経験を重ねるごとにより深い知識を身に着けることができます。

仕事の進め方

最後に仕事の進め方について比較してみましょう。受託開発は、比較的大規模の案件が多いため、複数人のチームで開発を進めます。自社サービスは様々ありますが、一般的にはあまり人数をかけずに少数精鋭のメンバーで開発を進めます。

以上により、受託開発と自社開発それぞれに向いている人材がイメージできるかと思います。受託開発は、協調性に富み、何よりも堅実に仕事を進めていく方が向いているといえます。仕事としては自社サービスよりもやや安定思考であるため、腰を据えて仕事を進めたい人は受託開発の方が適正があるでしょう。

一方で自社開発は、最先端の技術を試したいチャレンジング精神が旺盛な方が向いているといえます。受託開発に比べるとやや安定性にかけますが、よりスキルを伸ばしたい人、自らの手で事業を創造していきたい人は高い適正があるでしょう。

まとめ

今回は受託と自社開発を比較し、それぞれのエンジニア職の適正についてご紹介しました。各業態の適正を知ることで、より社会人になってからの姿がイメージしやすくなり、入社後のギャップも少なくなる効果が期待できます。今回ご紹介したポイントはあくまでも一部ですので、ご自身の観点でも研究を行い様々な比較をしてみることをおすすめします。

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