2019/08/06更新

SEの仕事はハード?納期前はバタバタ?業界あるあるについて

IT業界の仕事は忙しいとよく言われます。2日徹夜や3日徹夜の武勇伝が、まことしやかにささやかれています。SEの仕事って、そんなにキツイものなのでしょうか?

SEの仕事はハード?

私の経験から正直に申し上げると、ハードです。以前、とある商社で営業をやっている大学時代の友人とお酒を飲みに行ったのですが、遅くまで仕事をしていて自分の時間が持てないと嘆かれました。毎日何時くらいに帰っているの?と尋ねると、「8時を過ぎるのよ」と言われて驚いたことがあります。毎日遅くて大変と言われると、毎晩11時くらいまで働いているのかなと思ったのですが、8時なら当時の私の日常でした。また、私の兄は運送業の会社に勤めていますが、毎日7時にはお風呂を済ませて夕食を食べています。SEをやっていると、これも信じられないくらい早い時間です。

感覚的には、8時までに帰れればラッキー、10時前なら、まあいいかな、といった感じです。システム開発には複数の工程がありますが、SEはその工程のすべてに関連しますので、どれかひとつのプロジェクトが終わっても、すぐに次のプロジェクトに参加するため、なかなか暇な時が無いのが実情です。それでも最近は働き方改革のおかげで、早く帰れる日が増えました。しかし仕事の量が減ったわけではないので、日中の忙しさが倍増で立ち止まる暇もありません。働き方改革も良し悪しです。

納期前はバタバタ?

システム開発にとって納期は絶対的な存在です。色々な理由がありますが、一番の理由は、ユーザ側のシステム稼働日以降の予定がびっしりと詰まっていて、それを過ぎると機会損失を含め多額の損失が発生するからです。このため、納期を後ろにずらすことはほとんど不可能です。しかし、システム開発というものは、前の工程の遅れがそのまま後の工程の遅れとして伝わっていきます。

何とかリカバリしようとあの手この手で対策するのですが、上流工程で発生した遅れを下流工程で取り戻すのは容易ではありません。このため、納期が近づくにつれて遅れを取り戻すための時間がどんどん増え、納期前はいつもバタバタになってしまいます。ユーザが協力的で小規模な開発であれば、アジャイルで開発すればかなりリスクを減らすことができますが、IT業界は今でもウォーターフォールが基本です。後工程になるほど首がしまっていく感じは、プロジェクトマネージャがよほど優秀でないと常につきまといます。

トラブルで真っ青?

SEをやっていて一番ヒヤッとするのは、やはりシステムトラブルでしょう。納品して順調に稼働しているのでほっと一安心していると、バグが出て業務に支障が出ていると連絡が!みたいなことはよくあります。特にカットオーバー(システム稼働)直後から半年間くらいはこうしたトラブルが多く、ヒヤヒヤします。バグの原因は様々ですが、ユーザ環境でないと発生しないバグだったり、ある特定の条件が複雑に成立しないと発生しないバグだったり、というものが多いです。

業務に支障が無ければ運用でカバーしてもらってその間に修正するのですが、業務が止まるようなバグは一大事です。とりあえず運用できる状態まで修正してすぐにリリースしなければならないので、徹夜覚悟の作業になります。

まとめ

今回はSEの業界あるある話についてご紹介しました。SE業務の暗黒面ばかりご紹介したような気がしますが、SEはこうした苦労を考慮しても楽しい仕事ですし、もちろん企業によって就業時間や待遇は異なります。IT技術に興味がある人は、是非SEの門戸を叩いてみてください。

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今回はSEの業界あるある話についてご紹介いたします。