2019/12/22更新

自動車業界×ITのトレンド 「CASE」を現役SEが解説

皆さんにとって「自動車」とはどのような存在でしょうか。幾つかある移動手段の中の1つだという方もいらっしゃるでしょう。あるいは趣味の1つという方もいらっしゃるでしょう。または生活に無くてはならないものという方もいらっしゃることでしょう。かつて自動車は若者たちにとって憧れの的でした。自動車を持っているだけで、自身のステータスを上げることができるアイテムだったのです。その時代は、自動車が飛ぶように売れていき、それに伴って日本の経済も急激に成長していきました。

やがて日本の自動車業界は、世界でも稀に見るほどの成功を収め、グローバル市場にも通用する自動車メーカーが何社も存在するに至っています。今や自動車産業は、日本にとって最も重要な産業の1つなのです。さて、長年日本を牽引してきた自動車業界ですが、その地位がいま危ぶまれていることをご存知でしょうか。既存の自動車業界は、ITの侵食により破壊され、新たな産業に生まれ変わりつつあるのです。自動車業界は既に大変革時代に突入しているのです。この大変革のキーワードは「CASE」です。

知っていますか? 自動車を進化させる「CASE」

CASEという言葉は、2016年10月に開催されたパリのモーターショーにて、ドイツのダイムラー社で当時社長であったディーター・ツェッチェ氏の発言からはじまっています。CASEとは、「Connected(つながる)」「Autonomous(自動運転)」「Shared(共有する)」「Electric(電気自動車)」という4つの言葉の頭文字をとった造語であり、現在の自動車業界のトレンドを表しています。それぞれどのような技術を指すのかご紹介していきます。

Connected(つながる)

自動車は既に最先端のIT製品となりつつあります。これを推し進めたのがConnectedという要素です。自動車は、インターネットとつながることで新たな価値を生み出しています。自動車に組み込まれたIoTなどの機器により、自動車自身の状況に加えて道路状態などの環境に関する情報もリアルタイムに、そして詳細に把握することが可能となりました。このConnectedを活用することで、高齢ドライバーに対して、急発進や急加速などの危険運転を検知するサービスが生まれています。

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