2019/11/07更新

未経験かつ知見のない大学生でもITエンジニアとして活躍できるのか?

今、ITが世界中のあらゆるものを飲み込もうとしています。自動車業界、小売業界、物流業界、金融業界、その他の様々な業界が、ITによって破壊され、目まぐるしいスピードで再構築されています。例えば、自動車を見てみましょう。数年前まで自動車は代表的な製造業の1つでしたが、今では多くの自動車がインターネットに接続して、様々な情報を活用できるIT製品となりつつあります。

さらには、自動車に組み込まれた幾つものセンサー、そして画像から得る情報をAIが判断し、無人で目的地へ移動できる自動運転技術も、ほぼ実現しています。このように、ITは私たちの生活に急速に浸透しているのです。ひと昔前までIT業界はあまり人気がない業界の1つでしたが、このような社会の変化を受け、IT業界で働きたい、そしてITエンジニアになりたいという学生の方々が急速に増加しています。

ですが、学生の皆さんの多くは、ITとは未知の存在であり、アプリやWebサイトを開発することはもちろん、プログラミングも経験したことがない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、未経験の大学生でもITエンジニアになれるのか?という疑問について、考察を行います。

深刻な人手不足を抱えるIT業界

世の中にはたくさんの業界があります。ただ、どのような業界も調子が良い時もあれば、悪い時もあります。例えば、印刷業界や出版業界は、PCやスマートフォンなどといったITデバイスの普及により、年々需要が低下しつつあります。また、かつては就職人気ランキングで上位をキープしていた金融業界でさえも、マイナス金利やフィンテックの影響を受け、配置転換やリストラを行わざるを得ない状況となっています。

このように、かつて輝いていた業界であっても、世の中の変化に対応できなければ、たちまち斜陽産業となってしまうのです。では、IT業界はどうなのでしょうか。実は近年IT業界は需要の高まりを受け、深刻な人手不足の状況が続いています。以下は、2019年3月にみずほ情報総研が経済産業省の委託を受けて発表した「IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書」という資料です。

この続きを読むためには【無料会員登録】が必要になります。
会員登録後はNTTグループやリクルートなど、人気企業の就活に役立つES回答例や企業研究コンテンツがあわせて閲覧可能です。 無料会員登録はこちら