2019/11/08更新

大手IT企業の関連会社や子会社を選ぶことのメリット・デメリットとは?

世の中にはたくさんの企業があります。経済産業省の外局である中小企業庁の調査によれば、日本には358.9万の企業(大企業と中小企業・小規模事業者の合計)が存在するということです。その358.9万社の内、大企業に該当するのはわずか1.1万社、割合にして約0.3%しかないのです。これは全産業の数字であるため、IT企業に限定するとさらに少なくなります。そのため、就職活動ランキングの上位にランクインしているような大企業へ入社することは、かなり難易度が高いことは明らかです。

誤解がないようにお伝えしておきますが、これは皆さんが大企業へ入社することが難しいと言っている訳ではありません。ただ、毎年大企業を中心とした就職活動を展開する方がいらっしゃいますが、多くの方が苦戦していることも事実なのです。何事もそうですが、物事をスムーズに運ぶためには戦略が必要となります。これは就職活動も同様です。その戦略の1つに「大手企業の関連・子会社を選ぶ」というものがあります。そこで今回は大手企業の関連・子会社を選ぶことのメリットとデメリットについて考察します。

大手企業の関連・子会社を選ぶことのメリット

大手企業の関連会社や子会社は、他の中小企業と比較しても、売上や利益は同水準であることも少なくありません。では、なぜ企業の選択において大手企業の関連・子会社をおすすめしているのでしょうか。それは大手企業の関連会社、または子会社で働くことは、中小や零細企業で働いていても得ることができない、たくさんのメリットがあるからです。ここでは、その中でも特におすすめしたい2つのメリットをご紹介します。

安定性

まず、メリットとして最もお伝えしたいのは、企業の安定性です。一説によれば、企業の生存率は1年後で約40%、5年で約15%、10年でわずか6%ということです。この数字は個人事業主や零細企業も含まれていると考えられるため、それなりの規模を持つ企業であれば、もう少し生存率は高いでしょう。ただ、日本は長い不況に苦しんでおり、グローバル市場でも年々プレゼンス(存在感)を落としつつあります。このような将来の見通しが難しい時代が続いており、多くの中小企業が苦しい状況に陥っています。

そのような中でも、大手企業は安定した経営を続けている企業が多くあります。これには幾つかの理由がありますが、分かりやすいのはビジネスモデルの違いでしょう。大手企業のIT系関連会社やIT子会社の多くは、事業を営む親会社から毎年一定の仕事を受けているケースが非常に多くあります。このような親会社を持たない企業は、プロジェクトを1つ受注するために、熾烈な競争を勝ち抜かなければなりません。当たり前のことですが、私たちの給料の源泉は仕事です。

企業を選択する軸は人それぞれですが、赤字に苦しんでいる企業よりも毎年安定した利益を生み出している企業で働きたいというのは、多くの人が考えているのではないでしょうか。毎年安定した仕事があるというのは、企業にとってもその企業で働く人にとっても非常に重要なメリットなのです。

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