2019/10/03更新

テンセント(腾讯, Tencent)ってどんな企業?〜IT業界の勢力図を塗り替えるBATH〜

これまでのIT業界は常にアメリカがリードしてきました。世界に大きい影響力を持つIT企業群を指すGAFAやGAFMA、FANNGも全てアメリカのIT企業です。また、企業だけではなくITに関する様々な規格はアメリカを中心として策定されています。ですが、このIT業界の勢力図は、今塗り替えられつつあることをご存知でしょうか。先頭を走るアメリカを猛追するIT国家。それは中国です。アメリカ主導のIT業界に終焉をもたらす存在となり得る中国の有力IT企業群をBATHといいます。今回はそのBATHの一角である「テンセント」について考察します。

テンセントの事業


日本では余り知名度が高いとは言えないテンセントですが、中国では誰もが知る大企業です。あらゆる事業を手掛けていますが、その中でも「QQ」や「WeChat」のコミュニケーションプラットフォーム、世界一の売上を誇るゲーム事業、そしてアリババのアリペイと激しいシェア争いを繰り広げているQR決済のWeChat Payといったものが事業の中核となっています。(Tencent Japan

コミュニケーションプラットフォームを中心にビジネスを展開するその姿は、日本企業でいうとLINEとイメージが重複する部分もあります。ただ、規模はテンセントの方が遥かに上であることは覚えておきましょう。ゲーム事業についても、ゲーム好きであれば「アクティビジョン・ブリザード」や「ユービーアイソフト」といった企業名を聞いたことがある事と思いますが、テンセントはこれら世界的ゲーム企業の大株主なのです。

さらには「Epic Games」や「スーパーセル」といった有名メーカーの親会社でもあります。このような有力企業を傘下に持つテンセントは、アジアで初めて時価総額5,000億ドルを超えた企業であり、もはや中国国内だけではなく世界中にに大きな影響を与える会社になっています。

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