2019/10/03更新

ファーウェイ(華為技術, Huawei)ってどんな企業?〜IT業界の勢力図を塗り替えるBATH〜

これまでのIT業界は常にアメリカがリードしてきました。世界に大きい影響力を持つIT企業群を指すGAFAやGAFMA、FANNGも全てアメリカのIT企業です。また、企業だけではなくITに関する様々な規格はアメリカを中心として策定されています。ですが、このIT業界の勢力図は、今塗り替えられつつあることをご存知でしょうか。先頭を走るアメリカを猛追するIT国家。それは中国です。アメリカ主導のIT業界に終焉をもたらす存在となり得る中国の有力IT企業群をBATHといいます。今回はそのBATHの一角である「ファーウェイ」について考察します。

ファーウェイの事業

ファーウェイの事業は主に3つあります。1つ目は通信事業者向けネットワーク事業、2つ目は法人向けICTソリューション事業、3つ目はコンシューマー向け端末事業です。

まず、1つ目の通信事業者向けネットワーク事業ですが、これは通信事業者に対してネットワークやバックボーンシステムなどを提供する事業です。また世界の有力事業者各社と提携し次世代通信規格である5Gの検証などにも取り組んでいます。2つ目の法人向けICTソリューション事業は、クラウド、ビッグデータ、IoTなどの最先端技術を活用した事業です。そして最後の事業は皆さんにとっても最も馴染み深いのであろうスマートフォンやタブレットといったデバイスの開発・販売を行っています。こちらをお読みいただいている皆さんの中にもファーウェイの端末をお使いの方もいらっしゃることでしょう。

ファーウェイのビジネス状況

さて、ファーウェイのビジネス状況を見てみましょう。2018年度アニュアルレポートによると、2018年通期の売上高は約11兆6,474億円、純利益は約9,577億円という結果になっています。(1人民元=16.15円で換算(2018年12月28日現在))

このような数字からも、ファーウェイは既に世界のIT企業の中でもトップ集団に位置していることがお分かり頂けると思います。2018年は研究開発に約1兆6,392億円を投入していますが、これは皆さんがご存知のGAFAにも匹敵する額となっているのです。

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